デビューに立ち会うということ。【SixTONES・Snow Man】

昨日は明け方5時まで眠れない時間を過ごした。

一緒に過ごせなかった後悔?虚しさのようなものと、自分の不甲斐なさと、いろいろな感情が押し寄せる中で、さまざまなグループの担当のひとたちのつぶやきを目にした。

 

昨日書いた通り、ファンという立場では素直に喜んだり、近くに寄り添っていることが一番大切だと思ってる。

 

でも、その反面、『どうして』って気持ちや、『なんであの場で』って気持ち、あらゆる人の『どこにも行かない、行けない感情』は決して間違っていない。

誰の気持ちも間違っていなくて、だからこそ苦しいんだと思う。

 

改めて考えてみれば、応援している人のデビューを実際に見届けるのは3グループめ。

 

初めての担当、KinKi Kidsのデビュー

 

かなりさかのぼるけど、もう22年前の夏。

そのとき私はまだ小学生で、KinKi Kidsは最高潮に人気のアイドルだった。

毎日KinKi Kidsをテレビで見ない日はなかったし、数え切れないくらいの雑誌の表紙を飾ってた。

 

小学生のときは、周りとか何も考えずに、ただただ『ハッピーな好き』という気持ちだけを持って応援していたし、デビューが決まったときは本当に本当に本当にうれしかった。

あのときの気持ちは、もう永遠に経験できないんじゃないかな、って思うくらい、最高潮にハッピーだった。

 

当時はまだビデオテープで、巻き戻しして好きなとこをだけを見るのが結構面倒で。しかもそれを繰り返しているとテープが擦り切れて、映像が乱れたりした。

そうやって何度も何度も聴いていた二人の歌声を、CDで聴ける。

 

そのことが何よりも嬉しかったし、勝手に『KinKi Kidsとの永遠』を保証された気でいた。

 

22年経った今も、KinKi KidsはKinKi Kidsでいてくれているけど、幾度となく『永遠なんてない』って気持ちは訪れた。

それが『大人になる』っていうことなら、なんて切ないんだろう。

 

NEWSのデビュー

 

私の人生で二回目の担当は、KinKi Kidsのバッグでも踊っていた小山慶一郎くんが入ったグループ、NEWSだった。

正直あのときもそこまでいろいろ考えてなかったけど、小山担としては、素直にデビューが嬉しかったし、山Pと一緒のグループでデビューなんて信じられなかったし、そこも素直にうれしい感情でいっぱいだった。

 

NEWSを応援してきたこの日々に『永遠』なんて感じたことは本当に少なくて、そのくらい、不安定なグループだったと思う。

 

目黒蓮くんの、Snow Manと宇宙Sixの兼任は、このときの錦戸亮を見ているみたいで、勝手にずっと胸が苦しくなってた。

きっとどこかで予感してた、宇宙を離れるという未来は、現実になったし、本人たちの気持ちなんて計り知れない。

 

NEWSはデビューこそしていたけど、山Pと亮ちゃんが抜けたときは、本当に本当にこの世の終わりかと思うくらいに悲しかった。

それでも二人を嫌いになりたくなくて、なれなくて、ずっと一緒に闘ってきた同志みたいな関ジャニ∞のことだってもちろん嫌いになれなかった。

 

あのときもきっと誰も悪くなくて、誰の感情も間違っていなかった。

こんなにどうしようもなくて、寂しくて、やるせない気持ちがあるんだ、って、そのときネットニュースを見て泣きながら思っていたことを今も覚えてるし、きっと一生忘れないと思う。

 

SixTONESのデビュー

 

Jr.時代から誰かを応援したのはこれで三人目。

SixTONESを応援するのは本当に楽しくて、絶対に彼らならやってくれる、やってみせる、っていう気持ちがとても強かった。

 

デビューが発表されたとき、うれしくて、一人で配信を見ていた私は一人で泣いた。

 

いろんな気持ちがある。

 

応援する人たちによって、いろんな気持ちがある。

 

今あるいろんな人の感情は、どれも間違っていなくて、どれも『担当』と決めた自分の好きな、ついていく人への強い想いがある故だ。

 

昨日、私はふぉ〜ゆ〜の言葉を思い出していた。

ふぉ〜ゆ〜と私は同い年で、KinKi Kidsのバックにずっとついていたこともあって、勝手に同志感があるし、応援してる。

 

LINE LIVEのときの会見で、ふぉ〜ゆ〜は『デビューしていないことが売り』のようなことを言われていた。

そのときに、福ちゃんか辰巳くんが『デビューしてないのが売りって変な話ですよね』って口を開いた。(記事情報だから曖昧ですが)

そのあとに発した『今だってめちゃくちゃデビューしたいですよ』っていう言葉。

 

それを見たときに、涙が出た。

ふぉ〜ゆ〜の気持ちはわからないけど、きっともう難しい、って、どこかで決めた気持ちも、どこかで覚悟した気持ちもあると思ってた。今も思ってるけど、それでもなお、夢を口に出来るってなんて強いんだろう。

 

 

 

結局ファンにできることなんてすごく少ない。

CDデビューだって決められないし、実際に何か言葉を直接投げかけることだって出来ないし、いちファンのできることなんてものすごく少ない。

 

もうあきらめるよ、って言われてしまえば、それを引き止めることだってできない。

 

手越祐也くんが、ジャニーズを辞めたいと思ったときに、ファンレターをもらって、『俺がいなくなったらこの子はどうするんだろう』って思って、辞められなかった、というエピソードがある。

 

ファンはたしかに何も出来ない、出来ることなんてすごく少ないけど、きっとファンがいなければ出来ないこともある。

 

そう思ったら、綺麗事かもしれないけど、前に進んでいく『担当』を追い掛けていくしかない。

応援するしかない。

 

SixTONESとSnow Manだって決して順風満帆ではなかったグループ。

そしてデビューがゴールじゃない。

たぶんここからが本当に山あり 谷ありだし、メンバー自身も、ファンも本当に勝負時だと思う。

 

 

描ける夢はきっと叶うのさ

 

『JAPONICA STYLE』/SixTONES 

 

今、いろいろな人が持っている気持ちは、絶対に間違っていない気持ち。

きっと今はそれでいい。

 

※不快な想いをされる方がいたらごめんなさい。

個人のブログなのでお許しください。