ピンクとグレーを観た。シゲアキ先生の仕事の獲り方。

今回はKinKi Kidsネタではございませんのでご了承くださいませ。

でも、暇だったら読んでほしいです。どこまで表現できるかわからないけれど。

たくさんの人に、伝えたいと思う。

ピンクとグレーを観に行きました。

言わずもがな加藤シゲアキ先生原作、主演中島裕翔さんです。

正直、中高生には難しいだろうなあという感想です。

原作は、読みたくて読みたくてたまらなかったけど我慢して読まなかったです。

ラスト62分の衝撃って、そういうことかー！！

やられたー！！

って思いました。

正直、ちょっとグレーの世界の話長くない？

って思ったけど、見終わって1日経ってからの感想だと、あれくらいあったほうがよかったかもしれない。

前半、なにかずっと切なさが流れてて、この３人の関係は壊れちゃうんだろうなーって思って観てたから、結末知らなくても悲しくて悲しくて。

後半、グレーの世界になってから、ごっちがりばちゃんだったんだ、って、なってから、頭が何分かついていかなかった。

そして、前半の、ごっち、りばちゃん、サリーは本当じゃなかったんだ、ってショックから結構立ち直れなかったです。

でも最後はちゃんと頭の整理がついたまま終わったから、あの長さでよかったんだな、という感想。

出演者がとてもよかった。

みんな演技が素晴らしかった。

裕翔はとっても難しい役だったと思うけど、いろんな壁を突き破って演じてるんだな、って覚悟が見えた。

事務所大丈夫！？って思ったけど、、、笑

俳優、としてこれから頑張っていける。

わたしは、エンドロールの、原作加藤シゲアキ、って文字を観た時に、どわーって涙が溢れてきた。

ここだけ写メとりたい、でも、自分の目にしっかり焼き付けておかなきゃと思った。

シゲって、とっても才能を持ってるのに、なかなか気付かれないとおもう。

前に出ることがきっと得意じゃなくて、けど意外によくしゃべる。

シゲの何がかっこいいかってその覚悟。

自分で全ての自分の道を切り開いてる。

小説出版、映像化、主題歌。

彼は昔に言っていた。

自分の作品を読んで、NEWSを知らなかったひとがNEWSに注目してくれて、他のメンバーのファンになってほしい、って。

あくまでいつも、自分じゃない。

いつだって彼の中心は他人だ。

わたしはずーっと小山慶一郎のことがだいすきだけど、シゲはずっと慶ちゃんの味方だった。

彼もまた、NEWSのことがだいすきで、自分にはなにもない、自分がいないほうがいいんじゃないか、と思ったひとり。

その中で支えあって、慶ちゃんはキャスターの道を見つけた。

そしてシゲは、小説家の道を、切り開いた。

シゲに関してはもう、本当に、自分の食いぶちは自分で稼ぐ、じゃないけど、自分の道を自分で切り開いたと思う。

そしてあえての芸能界を舞台にした作品。

きっと叩かれるのもわかってたはず。

それでも、書いた。

それでも、すべてはNEWSのためだった。

歌が特別うまくなくても、ダンスが特別うまくなくても、演技が特別うまくなくても、1番「普通」と言われても。

今の道は、紛れもなく、彼が切り開いた道だ。

自分の書いた作品に、自分で出演して、主題歌を自分のグループが歌う。

スポンサーのCMに出演する。

全部全部、シゲがやりたかったことじゃん。

普通がいちばんかっこいい、って私は思う。

普通で、努力した人間がいちばんかっこいい。

涼しい顔して、いろんなこと見せないで、でも本当は野心がある、そんなひと、とってもかっこいいじゃないか。

ピンクとグレー。

やっと原作を読む。

彼は言う。

小説家としての目標は？

NEWSとしての活動が忙しくなって、書けなくなること。

そんなステージ、すぐそこだ。