KinKi Kids初心者の皆様へ捧ぐ。個人的KinKi Kidsおさらい。〜21周年おめでとう!〜
KinKi Kids21周年記念日おめでとうございます。
昨日ずっと一緒にふたりを応援してきた友達とLINEをしていて「彼らももう40歳になるのか」と愕然としていた。
そりゃあ私達も大人になるよね。
今日はせっかくの記念日!
高校生や若いファンの子も最近増えているのでKinKi Kidsのおさらいをしていきましょう。(誰だよ)(暇かよ)
デビュー時生まれてない、っていうファンの子達も今いるもんね。
KinKi Kidsって変わったし、変わらないんですよ。
KinKi Kidsが結成されたのは1993年だ。
CDデビューの4年前のこと。
Jr.時代からふたりは絶大な人気を誇っていて、クラス中の人気者だった。
金田一少年の事件簿、銀狼怪奇ファイル、家なき子など土曜9時のいわゆる「ジャニーズ枠」のドラマに次々と出演し、ぐんぐん知名度をあげていった。
この頃のKinKi Kidsは「THEアイドル」をしていたと思う。
求められていた、という方が正しいのかな。
そんなアイドルのふたりを私は、私達はすぐに好きになった。
子供だけじゃなくて大人までほとんどがふたりのことを知っていたし好きだった。
学校に行っても習い事に行っても「剛派?光一派?」という質問が飛び交っていたし、その位ふたりは対照的だった。
その頃の剛くんは元気いっぱい茶目っ気たっぷりのおちゃらけキャラ。短髪。
光ちゃんはどちらかというと大人しい王子様キャラ。髪さっらさら。
そう、女子が大好きな「少女漫画的世界」だった。
そして関西弁のジャニーズということも相当なプレミアだった。
先輩の後ろで踊ることはもちろん、このふたり、1994年には日本武道館でコンサートやっちゃってるんです。
1996年には毎日のように関東ではKinKi Kidsのレギュラー番組があった。
KinKi Kidsを見ない日なんてなかった。
余談になるが私のジャニーズの入りはKinKi Kidsなので、ジャニーズ=売れる、推される、という方式が出来上がっていた。
それもあって別グループにハマった時に「必ずしもそうじゃない」と知って驚いた。
この時ほとんどの人が「KinKi Kids早くデビューしないかな」と思っていたと思う。
少なくとも私は待ちわびていたし、夢見ていた。
ふたりがこの時どう思っていたかはわからないけど、私達とふたりの夢は同じだ!って思い込んでた。
そして1997年7月21日。
待望のデビューが決まった。
嬉しかった。
これしか感情を覚えていないけどすごく嬉しかった。
「硝子の少年」と「A album」同時発売のデビュー。
CDショップではそれがパックになって売られていた。
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当時の私は絶賛反抗期中で父とほとんど話すことがなかった。
しかしこの日は、父が嬉しそうに「ほら、プレゼント」とセットを買ってきてくれたことを覚えている。
「硝子の少年」は言わずもがな哀愁漂う失恋ソングだ。
何年先も歌えるように、と彼らに渡されたその曲はまさしく「KinKi Kidsっぽい」を作り出してくれた曲だと思う。
「A album」に関しては本当に名盤で、今も聴いているという人も多いのではないだろうか。
新しくKinKi Kidsを好きになった方達にも是非聴いてほしい!
まだ細いふたりの声で歌う当時の曲もとっても良いよ。
この時既にアイドルオンステージ(今の少年倶楽部みたいな番組)で歌われていたりドラマの主題歌になっていた曲が多く、やっとCDで聴ける!!と興奮した。
この年には24時間テレビのパーソナリティーも務めました。
最後、剛くんがもうすごい泣いちゃって、徳光さんが「KinKiの2人も頑張ったんだよ」と山口くん(この時のランナー)に言ってたこと忘れない。
そしてサライのときに流した光ちゃんの綺麗すぎる涙。忘れない。
車椅子のバスケ少年も演じました。
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セカンドシングル「愛されるより愛したい」は、ふたりの主演ドラマ「ぼくらの勇気未満都市」の主題歌だった。
去年続編が放送され、大いに盛り上がったドラマだ。こちらも土曜9時日テレジャニーズ枠のドラマ。
このときも「ヤマト派?タケル派?」が学校で飛び交った。
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ひとつひとつシングル、アルバムについて語っているとキリがないので省くけどこの後も売れる。すごく売れる。
ジェットコースターロマンスのMVは後で触れる「KinKiyouコンサート」でもパロディにされました。
THE昭和のアイドルのKinKi Kidsが見れます。
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2000年には光ちゃんと切っても切れない「SHOCK」がついに始まる。
ちょっとこのへんはうろ覚えなのですがこのときはショータイムというものがあって、剛くんが観劇に来ていたときは剛くんも舞台に上がってた。
今みたいに「個」という感じはしなくて「ふたりでひとつ」という感覚がファン的にも世間的にも強かった時期だと思う。
それと同じ2000年頃から剛くんの過呼吸がファンの前でも起こる。
剛くんの病気は2003年のFコンサートをきっかけに私達に公にされた。
Fコンは大好きなコンサートなんだけど少し辛くて滅多に観ない。
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このとき「アイドルとして」ということをきっと自分自身も考えただろうし(憶測に過ぎないけど)私も考えた。
最近やたらと「アイドルとして」よくない行動、とか、「アイドルとして」相応しくない発言、とか言う風潮だけどそれってどうなのかな、と疑問に感じることがよくある。
剛くんはよく「この辛い経験も誰かの役に立つ時が来るかもしれない」というニュアンスのことをよく言っていたんだけど、剛くんが病気を公表したことは大きな意味があったと思う。
同じように闘っている人たちの背中を押しただろうし、その時剛くんのことを好きだった人たちも病気について調べて理解しようとしたと思う。
そしてこの時にずっと隣で支えてくれていた光ちゃんのことを考えると胸が苦しい。
剛くんのことも私達のこともいつも支えてくれた。
ファンの間で何かあるときはいつも言葉で安心させてくれた。
「解散するならとっくに壊れてる」
って光ちゃんが言ってくれたとき心強かったな。
2002年、剛くんは「街」でソロデビューをする。
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この時には既に男性ファンも多かったんじゃないかな。
2005年にはENDLICHERIが始まって、2006年には光ちゃんがソロデビュー。
やっぱりソロが始まってから「個」の認識がファンの間でも増えていった。
「2」って相手がひとりしかいないからどうしたって比べられるんだけど、KinKi Kidsはお互いを認め合っているからこそ出来るグループ活動で、ソロ活動だよね、って思う。
そして個人的に避けて通れないコンサートが2007年、「Harmony of Winter-iD-」。
以前別の記事でも書いたけど、この時の剛くんはすこぶる怒っていた。
見ててハラハラするくらい。
剛くん自身も「ムカついてる」と言っていた。
確か最初はお得意のうんこネタで誤魔化してたし、光ちゃんのお祝いもちゃんとやった。
Wアンコールのときその理由を話してた。
このWアンコール出てきたときの剛くんがまあそれはそれは機嫌の悪さMAXであそこにいた誰もが「やばい」と思ったと思う。
ちゃんとは覚えてないけど「KinKiは2人であることが大切で2人で曲を作るということはすごく意味があること。せっかくこの日まであたためてきたのにそんな想いを無視して紙媒体に載せられたり言葉にすることで意味がなくなってしまう」みたいなことを言っていた。
曲はもちろん歌ったけど最後の挨拶もままならないまま剛くんはすぐにはけちゃって。
正直終わった直後はそんなこと知らないのでただただ不安だったことを覚えてる。
剛くん大丈夫かな、光ちゃん大丈夫かな、ってそれだけ考えてた。
その次の日?かな?
Love Fighterが更新されて。
自分の部屋でわんわん泣いた。
今読み返してみたけどやっぱり泣ける。
みんな覚えてる?
みんなにありがとう
心から歌うから
僕はKinKi Kidsが大好きだ
って最後の文でわんわん泣いた。
何回も「大切な宝物」って言ってくれてたよね。
2007年の年末、「やっちゃう??」とかる〜く発表されたコンサート、8年振りに夏のKinKi Kidsに会えた「KinKi youコンサート」が始まります。
2008年のことです。
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このとき、沸いたね。
ものすごく楽しかった思い出しかない。「2人」ということが強く出ていたコンサート!観たことのない人は是非!
光ちゃんが「もう君以外愛せない」に全然入れなくて、何度もやり直した思い出が強い。
KinKi Kidsって、例えどちらかが失敗しても「これはライブだから!!」って笑っちゃうんだよね。その時、その瞬間に一緒にいる人達しか味わえない贅沢。それは昔からずっと変わってないなって思うところです。
15周年を迎えるも特にグループとして何もなかった大氷河期を超え、いよいよ20周年!というとき。(だいぶすっ飛ばしてごめんなさい)(あとで加筆修正するから)
2016年紅白歌合戦初出場。
それまでもなんかゲストとかで(急に雑でごめん)出たことはあったけど正式にはこれが初めて。
とにかく嬉しくて誇らしくてそこで歌う曲がデビュー曲ということも誇らしかった!!
まさしく「いつまで経っても歌えるデビュー曲」。
真っ白な衣装、格好良かったし堂々と歌って踊ってるふたりを見て、KinKi Kidsを応援してきて良かったって思った。
昔ほど出演することにすごく大きな意味というものはないというか薄れているのかなという気はするけど、やっぱり特別だった。
嬉しかったしあの時のTLの盛り上がり方もすごかった。
これもまた忘れられない思い出。
「薔薇と太陽」も2016年。
これも衝撃作だった。
光ちゃんがダンスで、剛くんがギターで魅せる。
Fコンでそういうパフォーマンスがあって、私はその信者だったので初めて薔薇と太陽を見たときは夢じゃないかと思った。
これも間違いなくKinKi Kidsの新境地。
このときは本当によくテレビにも露出していたし薔薇と太陽出のファンの方も多いよね!!
薔薇と太陽出ってめちゃくちゃかっこいいよね。
このジャケ写は斎藤工さんが撮影したわけだけど、ブンブブーンのゲストで出演した時にほんの冗談のような感じで話していたことだ。
それを本当に実行してしまう実行力。
これもKinKi Kidsの魅力。
古くて良いものはそのままに、新しいものは取り入れる。
このやり方は革新的で斬新で自分達に自信がないとできない。
格好良い。
2017年6月。剛くんの突発性難聴発表。
光ちゃんがひとりでテレ東音楽祭に出てきたときは「インフルエンザかな?」って思ってた。(夏なのになぜ思った)
最初聞いたときはみんなそうだったと思うけどわけがわからなくて、頭の中がクエスチョンだらけだった。
こう、何だろうね。
この時のKinKi担は結構幸せの絶頂くらいな感じだったから頭をポーンと殴られた気分じゃなかった?
私はそうだった。
剛くんの耳が聴こえないなんて、剛くんが歌えないなんて、そんなこと起こっていいわけがないって本当に思った。
夏の20周年のイベントは光ちゃんがひとりでやる、と発表された。
苦渋の決断だ、と。
悲しかったけど不安はなかった。
だってKinKi Kidsだから。
絶対楽しませてくれるし素敵なイベントにしてくれるって思った。
そして私たちもそうするんだ、って。
そうやってふたりとみんなでKinKi Kidsを作ってきたじゃん、って。
イベントの前日に更新してくれたことだって忘れない。
光ちゃんが、楽しもう、俺は楽しむって言ってくれたこと、どれだけ心強かったか。
あの日はそこにいたのは光ちゃんひとりだったけど、ちゃんとふたりだった。
優しくて暖かい空間だったし、「突発LOVE」をちゃんと形にしてくれたことが嬉しかった。
花火と切ないメロディと剛くんの書いた「会いたいよ」。
忘れないよねえ。
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こうやって並べてみるとKinKi Kidsと過ごしてきた忘れられない想い出なんて山ほどある。
私がKinKi Kidsをずっと好きでいられる理由はなんだろうって時々考える。
誰かのことをずっと好きでいるって簡単なように見えて実はすごく難しい。
活動が減ってしまえば、観る機会が減れば、嫌だと思う部分があれば、人は冷める。
21年、それ以上KinKi Kidsは活動してきて、デビュー当時からのファンだってまだすごく多い。
それはKinKi Kidsが「信じられるから」じゃないかな、と思う。
うわべの言葉で飾らない。
嘘はつかない。
言葉で示す、態度で示す、行動で示す。
KinKi Kidsってふたりとも決して「俺たちについてこいよ!!絶対幸せにしてやっから!!!」タイプでもないし「浮気すんなよ!!!」ってタイプでもない。(でもどっかで知らんうちに結婚して知らんうちにHey!Say!JUMPのファンになってる、って言ってたとき愛しすぎた)
「勝手にして、でもついてくるなら一緒に楽しもうぜ〜」って感じ。
それがすごく心地良いし、信用出来る。
もちろん前者のタイプも私は大好きだけど。実際そう言ってくれるグループのことも応援してるけど。
よく剛くんはデビュー当時のことをしんどかった、って、嘘の自分、って言う。
嘘の剛くんだったとしても私が、私達が好きになって恋をした剛くんで、そんなこと言われると悲しいって声もよく耳にする。
それは私も思わないわけではないんだけど、その分私達がその時の剛くんのこと好きだよって、愛してるよって思えばいいんじゃないかなあとも思う。
だって今目の前にいる剛くんが、光ちゃんが、KinKi Kidsが、続けてきてくれたことが全てだから。
心無い言葉を浴びせる人たちがいる中で「KinKi Kids派で!!」って剛くんが言ったとき、びっくりしたけど嬉しかった。
ああ言わせちゃったなって思う人たちもいたと思うけど、そんなことはあんまり私達は気にしなくていいんじゃないかと思う。無責任だけど。
どうしたって自分と違う意見の人たちはいるけど、その人たちを気にしてる時間が勿体無いし、自分の全力の愛情でKinKi Kidsを好きでいればそれはふたりに届くんじゃないかなって思う。
自分らしく生きること、ちょっと無理して頑張ること。
いつも教えてくれてありがとう。
21年経って、まだまだ新しいファンがつく、って本当にすごいことだと思う。
ふたりは変わらないし、変わっていく。
ふたりはずっとKinKi Kidsに自信がある。
そして私達も勝手にKinKi Kidsに自信がある。
剛くんと光ちゃんを、ふたりと私達を繋ぐ理由なんてそれだけで十分だ。
今年は、来年はどんなふたりが見られるかなあ。
楽しみに待ってよう。
21周年おめでとう。