NEWS 15th Anniversary LIVE 2018 "Strawberry"「しあわせだよ」
完全に傘マークの天気予報。
頭をずっと掠めてた中止になった秩父宮。
完璧だった雨具。
最後にシゲは言った。
「神様が味方してくれた」
本当にその通りみたいに、ライブが終わって外に出た時、ずっと我慢してたみたいに雨が降り出した。
NEWSが笑っているか、楽しんでいるか、そんなことは大前提として置いておいて、慶ちゃんが笑ってるか、それが一番心配だった。
誰も予想していなかったことが起こって、その間Twitterの雰囲気も決して良いものではなくて、小山担は黙っている人も多かった。
この人そう思ってたんだ、そんなことが手に取ってわかるようになってしまうRTやいいね機能がこんなに嫌だったことなかった。
同担同士でなんとか励まし合って、自分と同じ意見の人を探して聞いてもらって、ただ離れずにいることしか出来なかった。
早く会いたい、そんな気持ちでずっとずっと待っていた8月11日。12日。
15周年。
同じことを15年続けることって簡単にできることじゃない。
何回もピンチが訪れて、とか、そんな風に書くつもりもないし思ってもない。
NEWSが15年続いてる、それって本当にすごいことだと思う。
形を変えながらもずっとNEWSは続いてるし続いてた。
オープニングの映像でジェットコースターみたいに15年のことが蘇ってきて、それだけで感極まってしまった。
人間だからさ、忘れてることももちろんある。
でも絶対に忘れない記憶だってある。
その絶対に忘れられない記憶が蘇ってきて、今はもう別の道を歩んでるメンバーの顔とかそのメンバー達と楽しそうにしてた4人の顔とか、そのオープニングだけで何度も蘇ってきた。
そして聴こえてきた『BLUE』のイントロ。
タオルを掲げる4人はもう、そりゃあもう、格好良くて。
NEWSだ、NEWSに会えた、って思った。
慶ちゃんがいる、って、思った。
ずっとずっと会いたかった人たちがいる、って。
人間はやっぱり不安がりだし、目の前にあることしか信じられない生き物だと思う。
直接やり取りをしないと安心出来ないことって山ほどある。
例えば仕事でも、誰かに大事なことを伝えたい時は直接言う。お願いする。
それと同じで、いくら心で繋がってる、って強く思っていても、会わなければ感じられないこともたくさんある。
会えなかったとしても、その人の声でしか伝わらないことはたくさんある。
ずっとずっと会いたかった人たちに会った瞬間、私たちって大丈夫だよね、って心の底から実感した。
ファンが恐かったかもしれない、そんな時期たくさんあったのかもしれない。
でも、4人が見せてくれたあの顔は絶対に嘘じゃないし、周りのみんなの顔は絶対に嘘じゃない。
そのとき、その瞬間、その場所でしか伝わらないこと、その声でしか伝わらないこと、たくさんあった。
今回NEWSに会えなかった人も、なんの憶測でもない、その場にいたひとみんなから声が聞ける。
二日目の『U R not alone』は、NEWSから来る気迫と、客席のそれに応えようとする気迫がとにかくすごくて、ここはひとつだし、4人とみんなでNEWSだ、私たちもNEWSのメンバーだ、って心から実感したところで、身体の芯から熱くなって終わるときには泣いてた。
NEWSは本当にみんなで歌える曲があって最高に楽しいし、気持ちが良い。
今までいろんなグループのコンサートにお邪魔したけど、贔屓目なしで一番楽しいのはNEWSって言える!
そのくらいNEWSに自信がある!
あと、これは書いていいのか悩むべきところだけど、『Share』はやっぱり寂しくて、
いつまでこんなこと言って泣くんだろうって思うけどやっぱり寂しくて、あの時代が恋しくて、少し泣いた。
いや、少しじゃない、結構泣いた。
そんなの思われるの嫌だろうなあ、NEWSはとっくに前を向いてるのになあ、って思う時もあったけど、昨日まで思ってたけど、きっと嫌じゃないよね。
これ書いてて思ったわ。
その時代もNEWSだから。
それを振り返る15周年だから。
私は結局ずっと寂しい。でもきっとそれはそれでいい。
私の慶ちゃんを好きなところに、「ファンサをしている姿」というところがある。
そりゃあ自分がもらえればすごく幸せだけど、遠くから見ててもわかるくらい優しい顔をして自分のファンにファンサしている姿が本当に大好き。
昔からいつも自分のうちわを見つけてファンサしている姿がずっと大好きだった。
慶ちゃんは相変わらずメンバーのことを嬉しそうに見つめて、ファンのことを優しく見つめて、何にも変わってなかった。
ダンスもキレッキレで、歌だって上手くなってて、安定してて。
笑ってすごいアイドルしてて、大好きな慶ちゃんだったし好きになった慶ちゃんだった。
私の周りには小山担がたっっっっっくさんいた。
みんなのうちわ、ちゃんと見えたかな?
慶ちゃんに届いたかな。
中盤で、15年前の自分に語りかけるシーンがある。
まっすーが15年前の自分に言いたいことは「今しあわせだよ」ってこと。
周りも私もたくさん泣いてた。
まっすーが言うから重みがある、とか、そんなことではなくて。
まっすーはやっぱり、思ってた通り、NEWSが大好きだよね、って確信が持てたから?なんなんだろう、とにかくすごく嬉しかった。
応援している人がしあわせでいられること。
それが一番嬉しいこと。
ずっと変わらないで、なんて、そんなこと簡単には要求出来ない、要求する資格なんて誰にもない。
でも、NEWSが好き、って気持ちはきっとみんな変わってない、それがすごく嬉しかった。
『生きろ』も『UR』と負けず劣らず気迫がすごかった。
てごと慶ちゃんの声が震えてて、でもすごく力強く歌い上げて。
その後で聞いた言葉。
何回も何回も聞いてきた「愛してる」と「離さないからな」。
この言葉がこんなに嬉しいなんて。
今までで一番嬉しかった。
隣にいた小山担が、それ聞いて「慶ちゃん」って言った瞬間に、感情が一気に昂って、気付いたら嗚咽してた。
最近はいつも小山くん呼びだった彼女が、慶ちゃん、って、感情が溢れ出すように言った何度も呼んだ名前が、とても愛しかった。
何度もふたりで呼んできた名前が、愛しかった。
何度もみんなで呼んできた、「NEWS」って名前が、信じられないくらいに愛しかった。
5年後も、10年後も、みんなでNEWSって叫ぼうね、呼ぼうね。
「僕たちの名前はーーーーーーー」
ってずっとずっと問いかけてね。
大好きだよ、しあわせだよ、絶対離さないよ。
NEWSを続けてきた15周年。
おめでとう。