君との『STORY』なんて200字内に収まらないよ。【NEWS STORY】
NEWS STORYプロジェクト
NEWSの『STORY』の企画が続々と発表されている。
『STORY』とはNEWSのグループ名をモチーフにしたプロジェクト、第4弾。
NEVERLAND
EPCOTIA
WORLDISTA
STORY
今までが造語だったのに、ここにきて『STORY』。
そして、『みんなのSTORYを集める』という企画が現在進行中で進んでいるところだ。
NEWSのコンセプトツアーは、正直言ってクセが強い。
初めて行った人は、きっと驚くと思う。
アルバムを聴いていなくても、NEWSを特に好きでなくても、きっと楽しめると思うけど、NEWSを好きでどっぷり浸かれば浸かるほど楽しくなる。
参加すればするほど楽しくなる。
STORYプロジェクトの第一弾は、白紙の紙に、色のついたペンで『STORY』と書いて提出すること。
メンバーカラーにこだわらず、自由な発想で書くということ。
シンプルな課題でありながら、もうすでにワクワクする。
最近、次の課題が発表された。
あなたの記憶に強く残っている『STORY』、リアルなSTORYを教えてください、というものだ。
何を書こうか、誰のことを書こうか、悩んでいるけど、その文字数は200文字。
もうすでにこのブログで500文字くらい。
200文字で誰かとのストーリーを語るなんて、とてもむずかしい。
特に私は昔から文章を長く書くクセがあるから、とても難易度が高い。
そこで、このブログを使うことにした(迷惑)
つまり、アウトプットの下書き。
しばしお付き合いください。
NEWSが繋げてくれた親友とのSTORY
私には小山担の親友がいる。
NEWSに会いに行くときは、隣に必ず彼女がいる。
でも、相方というわけではなくて、親友だ。
彼女との出会いはもう10年以上前。
NEWSが6人で活動していた頃。
専門学校を卒業して、初めて働いたお店に彼女はいた。
私より歳下だけど、半年ほど先輩。
私はとにかく入社してから結構辛くて、辞めたいなあって思っていて。
特にお店の人たちとも誰とも仲良くなくて、仕事に行くのが嫌だった。
それが変わったのはある日のお昼。
たまたま休憩が一緒になって、お昼ごはんを一緒に食べた。
そのとき、彼女の携帯にはDIAMONDツアーのときのグッズ、サイコロのストラップがついていた。
見つけてすぐに『NEWS好きなんですか?』って聞けばよかったけど、なんとなく聞けなくて、遠回りして、最後には自分の持ってるストラップを見せたと思う。
そこから彼女との距離が一気に近くなった。
仕事でもずっと一緒で、休みの日も遊んで、ずっと一緒にいるようになった。
友達って、長ければ長いほど、気まずくなる期間もあると思うんだけど、彼女とは私が思う限りそれがなかった。
いつも優しくて、一緒にいると楽しくて、NEWSのことが好きだった。
ある日、NEWSが6人ではなくなったとき、私はそのときも彼女といた。
NEWS早くコンサートしないかな、って話していた矢先の発表だった。
そのとき、電話口でわんわん泣いて、なんで、なんで、って言い続けて。
それでもNEWSを応援する、って決めて、チャンカパーナのイベントも一緒に行った。
NEWS4人と握手できることになって、2人で『慶ちゃんだいすき!!!!』って食い入るように行って、慶ちゃんを笑わせた。
あの慶ちゃんの笑顔は、あの手の暖かさは、ずっと、一生忘れない。
ふわふわで、あったかかったな。
雨で中止になったコンサート、あれも一緒にいた。
まだ慶ちゃんのソロ、みてないよ、って2人で泣きながら帰った。
あの日の記憶も忘れないし、今も書いてて涙が出てくる。
そのくらいから、私は仕事で関西に異動になり、彼女とあまり会えなくなった。
そのときちょうど山田涼介くんを好きになったときで、彼女と一緒に行くはずだったNEWSのコンサートも、仕事で行けなかった。
だんだんとNEWSと離れて、CDも買わなくなって、FCも更新しなくなった時期が、私にはあった。
久しぶりに一緒にNEWSに会いに行ったのは、この、グループ名のテーマツアーの最初、NEVERLAND。
あのとき、すごく久しぶりにNEWSを見たのに、何も変わっていない4人が、慶ちゃんのことが愛しくて、心の底から沸き上がってくるような気持ちを覚えてる。
私が大好きだった、赤のチェックのシャツを慶ちゃんは着ていて、最後に手越くんの想いを聞いて。
「私、もう1回、小山担をする」
その何ヶ月後かに、私は彼女に伝えた。
本当に、こんな宣言がいるなんて馬鹿みたい、おたくってめんどくさいなあ、って何度も思うけど、宣言することで自分の想いを確認するみたいなことがあったんだと思う。
私が誰を好きになっても、だんだんとNEWSから離れていっても何も言わなかった彼女は、そのとき私に「寂しかったよ」と言った。
申し訳ないような、うれしいような、安心したような、不思議な気持ちになったのを覚えてる。
EPCOTIAの静岡公演。
私達は、長年小山担をやってきて、初めて慶ちゃんに見つけてもらえた。
一緒に見つけてもらえて、本当に本当にうれしかった。
慶ちゃんが謹慎になった去年の6月、2人で居酒屋で泣いた。
慶ちゃんが歌ってくれたあの日も、2人で泣いた。
慶ちゃんのことをいつの間にか『小山くん』って呼ぶようになった彼女が、最後の挨拶を慶ちゃんがしたとき、『慶ちゃん』って言って泣いた。
私はなんか、それがすごくうれしくて、うれしくてというよりも、すごく心からの声で、気持ちが伝わってきてすごく響いて。
彼女越しにキラキラしてるステージと、NEWSと、慶ちゃんを見てそのときもまた、わんわん泣いた。
WORLDISTAの長野公演、オーラス。
後ろから三列目だったのに、またしても小山くんは見つけてくれた。
私と彼女のSTORYには、いつも隣にNEWSがいた。
NEWSがいなくても、どちらかがまた小山担を降りても、絶対仲良くいられる自信はあるけど、こんなにも彼女と楽しい青春を過ごせてきたのは、紛れもなくNEWSのおかげ。
NEWSに笑ってNEWSに泣いて、NEWSに悔しがって、嬉しがって。
いつも私達のSTORYの隣には慶ちゃんがいて、NEWSがいる。
そんな彼女は、明日結婚式を迎える。
きっと会場ではNEWSの曲が流れているだろう。
私は紫のメイクをして、ネイルをして、髪飾りをつけていく。
これからの彼女とのSTORYも、ずっとずっと続いて、隣にNEWSがいますように。
結婚おめでとう。
きっと私は泣いてしまう。
『終わりなき青春』をこれからも。